私の考える良い塾とは《その3》

質問対応は、塾講師にとって最も難しい仕事のひとつです。
「めんどうみの良さ」から起きる悲劇については、前々回のブログで言及したとおりです。一言で表せば、受験を勝ち抜く力をつける機会を奪ってしまうのです。

中学受験の学習では、思考と暗記の絶妙なバランスが要求されます。暗記学習だけでは、さすがに納得できる受験結果にはつながりません。ですから、思考の訓練は当然必要なのですが、思考とは本来、知識の獲得を前提(土台)としてのものであるはずです。ところが、最近「思考力」という言葉が「生きる力」などと結びつけられ、随分ともてはやされています。このことには、違和感を感じざるを得ません。
地道に粛々と知識を獲得する毎日を過ごす機会を与えること、獲得した知識をもとに、「なぜ・どうして、それから…」を一緒に考える授業を展開すること。中学受験学習は、この両輪で成り立っているのです。
学習指導のスタンスが、暗記学習もしくは思考力の養成のどちらかに偏っている塾は、中学受験塾として私の考えるよい塾の基準からは外れます。仮に偏っていても、前者に比重がある場合は後者に比重がある場合ほど深刻ではありません。しかし、後者に偏っている塾では、学習の実体のない「発表会的な」授業が行われている恐れがあります。それは、中学受験学習の華やかな側面しか見えていない指導者の仕事です。

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2014-09-02(Tue)
 
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創伸学院

Author:創伸学院
相模原市淵野辺駅前にある進学教室創伸学院のブログです。中学受験にまつわる事柄を中心に、綴っていきます。
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